人間の身体は脂肪を燃焼し生命活動に必要なエネルギーを得ています。
この脂肪燃焼に関わる成分がアミノ酸で、l-カルニチンはアミノ酸の一種です。
脂肪はミトコンドリアという細胞に入ることで燃焼しますが、
脂肪単独のままでは入りません。

 

 

ミトコンドリアに脂肪酸を入れるには、
l-カルニチンが脂肪と結合した状態になければならないのです。
脂肪代謝の補因子となるl-カルニチンは、ダイエットに効果のある成分として
サプリメントに含まれる機会が増えています。

 

l-カルニチン以外にも、自然界には塩化カルニチン、
アセチルカルチニンが存在しており、いずれもカルニチンです。
これらは全て性質が違っており、体に必要なものはl-カルニチンだけです。

 

 

元々、アミノ酸から生成されているl-カルニチンが体内に存在しています。
成長時や出産時以外はを取り入れずとも普通は特に問題はありません。

 

 

l-カルニチンの人体での生成量は1日につき約10gです。
しかし今の人の生活様式では、どうしても不足がちだといいます。
肥満の人や、女性の方がより不足する傾向にあるようです。

 

サプリメントの摂取には、
日に500mgのl-カルニチンが理想的だというアメリカの研究もあります。
自然界の食品の中にも含まれています。
サプリメント以外では、カツオ肉やマトンなどで摂取ができます。

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